子どもたちの笑顔が好き。
でも、自分の人生も大切にしたい。
保育の現場では、やりがいと同時に、体力、家庭、将来への不安が重なることがあります。
この物語は、「働き続けたい」という想いを持ちながらも、今の働き方に迷う保育士が、週2正社員という新しい選択肢と出会っていく物語です。
制度を説明するだけでは、働き方の本当の意味はなかなか伝わりません。
でも、物語の中で誰かの悩みや選択にふれると、「もし自分だったら」と考えるきっかけになります。
保育士編では、保育の現場で揺れる想いを描きながら、「働き続けられる保育園」とは何かを考えていきます。
主人公は、元保育士の石井亜紀。
結婚と子育てをきっかけに、一度は保育の現場を離れていました。
下の子が中学生になり、少しずつ自分の時間が戻ってきた頃、地域の夏祭りで園長の高梨美穂と再会します。
「もう一度、先生として戻ってもいいのだろうか」
そんな不安を抱える中で出会ったのが、週2正社員という働き方でした。
短い時間でも、責任を持って関わることはできるのか。
保育園にとって、子どもたちにとって、そして働く本人にとって、本当に必要な仕組みとは何なのか。
物語を通して、新しい働き方の可能性を考えていきます。
週2正社員は、単に働く日数を減らす制度ではありません。
これまでなら辞めるしかなかった人が、役割を持ちながら働き続けられるようにするための選択肢です。
保育士不足が課題になる中で、働く人を増やすだけでなく、「続けられる仕組み」をつくることが大切です。
この物語が、新しい働き方を考えるきっかけになれば幸いです。