雇わない株式会社主催のリアルイベントにて週2正社員を話してきました!

雇わない株式会社主催のリアルイベントで、私はお話しする機会をいただきました。

もちろん、週2勤務の正社員についてのお話をさせていただきました。

雇わない経営とは、従来の「雇う」「雇われる」の関係性を超え、働く人と会社との新たな関係を築く考え方です。株式会社タニタが取り組んでいるように、双方が共に納得がいく形で「社員の個人事業主化」を実現することを目標としています。

その中で、私たち週2勤務の正社員の取り組みに声をかけてもらった理由について、私なりに考えてみました。

一つの形として、完全な社員の個人事業主化という方法もありますが、社員一人ひとりの考え方は異なります。個人事業主として頑張りたい人もいれば、社員としての安心感を求める人、属している方が落ち着く人もいます。一歩踏み出したい人もいれば、まだまだの方もいます。

いろいろな働き方を提案していく中で、会社や組織の成長と、スタッフ一人ひとりの成長・キャリア開発を考えると、正社員・パート・アルバイト、個人事業主の業務委託だけではなく、週2~3勤務の正社員といった働き方を会社が用意することは重要だと思っています。

ほぼ1か0という選択から、0.4や0.6といった、会社との関わり方を会社側が用意することが、人手不足に悩む会社にとっても、多様な働き方を求めている人たちにとっても、有効なのではないかと考えています。

ひととおり週2勤務の正社員の話をさせていただいた後は、雇わない株式会社の皆さんとパネルディスカッションでした。弁護士の向井蘭さん、社労士の久野勝也さん、境目研究科の安田佳生さんといった方々から、それぞれの立場でのご意見をいただきました。今抱えている問題が、この週2勤務の正社員をうまく使うと解決できそうだという意見もいただきました。

ここでも、受け入れ側である会社組織のあり方が重要であるということをしっかりお伝えしました。ここは社内の職務規定や給料規定などの準備と周知、また、個人のキャリア開発の取り組みと、受け入れの体制づくりが必要ですね。

今回の集まりは、社労士が多い集まりでしたが、新しい働き方として受け入れていただけたようです。

もちろん、法律家の皆さんからは、様々な注意点や気をつけるべきことについてもご指摘いただきました。

 

紹介
雇わない株式会社 https://yatowanai-inc.com/

パネラーの紹介 https://yatowanai-inc.com/company.html

弁護士の向井蘭さん、社労士の久野勝也さん、境目研究科の安田佳生さん