週2正社員の小説が2024年パブファンアワード優秀賞を頂きました。


特設サイト:https://pubfun.jp/self/event/award2024/

パブファンセルフアワード2024にノミネートされておりました「週2だけど正社員です! ~小説週2正社員のススメ~」が2024年3月27日に結果が発表され優秀賞を頂きました。投票および感想を頂いたかたありがとうございました。

報告させていただきます。

グランプリ:

ぼくは日高本線が大好きだった地元の小学生が記録していた”ありし日”の全29駅

準グランプリ:

ハンガリー食文化とレシピ集
諸星美喜展 -無垢のカタチ- 2023

優秀賞: 

週2だけど正社員です! ~小説 週2正社員のススメ~
大丈夫、いいと思うよ
盲学校でマジックショーを!
八ヶ岳フォトフェスタ作品集

 

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「週2正社員」という選択肢を通じて、現代の働き方の課題と解決策を探る小説

さまざまな背景を持つキャラクターたちが「週2正社員」という制度を通じて、自らのキャリアと生活を再評価し、それぞれが幸せと成功を追求するプロセスを、実用書「週2正社員のススメ」をベースにして小説化。

現代の働き方に新しい視点を持ち、自らの生き方を再考するきっかけを得られます。

あとがき全文公開!>>

レビュー紹介>>

書籍情報
タイトル: 週2だけど正社員です! 〜小説 週2正社員のススメ〜
著者: 著者/いとうかよこ 監修/平井良明
出版社: 一般社団法人中小企業事業推進機構
ページ数: 190 ページ
書籍のサイズ:四六判 縦188ミリ、横130ミリ
価格: ペーパーブック 2,000円(税込 2,200円)
   電子書籍    1,600円(税込 1,760円)

 

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 いただいたレビュー

 

 おすすめ度:★★★★★
正社員として雇用されるメリットは非常に大きいが、もちろんデメリットもある。一番のデメリットは、長い拘束時間がもたらす生活の不自由だろう。そもそも、正社員として雇用されるメリット自体が10年前よりも確実に減少している。終身雇用や高度経済成長という言葉はすでに過去のもの。正社員イコール安定の図式は、もう成り立たない。たとえ公務員であってもだ。現代では、経済的リスクの分散のために副業をするのは当たり前となりつつある。そこで本書が紹介する「週2正社員」という制度にぜひ着目したい。本書はこの制度がもたらす企業と社員のメリットの最大公約数を、個々人の事情に合わせた物語りで紹介する。制度の活用メリットを具体的に理解できる貴重な一冊だ。これは労使双方にメリットのある制度である。しかし、半身だけが在籍している社員の年金や健康保険の一部を負担してもなお、企業にとって有益となるポイント、いわゆる天秤の支点はどこになるのだろうか。それは企業の価値観と体力、従業員の能力・貢献度合いによって大きく異なるだろう。恐らくそれがこの制度が普及するか否かのポイントとなる。贅沢を言えば、この辺りの解説についても少し踏み込んであると良かったと思う。その情報は、労働者から企業への制度利用の打診の際に有用となり、制度普及の一助となるだろう。この制度が広がれば、確実に多くの人の幸福度を底上げできるだろう。まずは、制度の認知から。そしてその切符は本書が握っている。(書店関係者)

 

 おすすめ度:★★★★★
率直に。。。面白い!!週2正社員って初めて聞きましたが、それを詳しく教えてもらえるだけでなく、登場人物ひとりひとりにドラマがあって。。。それがまた親近感あるというか身近に感じることが多く、とても興味そそられる内容になっていてのめり込んで読んでいました。悩みや日々の生活はそれぞれなんだけど、たどり着く想いがひとつに重なっていく模様を週2正社員とは!と同時に味わえて、読み終わったあとスカッとしました。新しい世界を知りました。これからが楽しみな内容だし、あとがきにあったようなことが起こったら。。。わくわくしちゃうな。大好きないとうかよこさんらしい作品でもありました?(レビュアー)

 

 おすすめ度:★★★★★
様々な悩みを抱えた人達を、新しい働き方の提案で解決していく、とてもわかりやすくて魅力的な作品です!就職が上手くいかなかったり、親の介護問題だったり、定年退職をした後の生活のハリだったり…、悩みは本当にすぐ身近にあるものばかりで、そこで苦しんでいる人は実際多いと思います。
この制度が広く認知され、たくさんの会社で利用出来るようになって欲しいです!また登場人物たちが魅力的で素敵です!相手を思いやる心も大切だなって、ほんわか温かい気持ちになりました。ありがとうございました!(レビュアー)

 

 おすすめ度:★★★★★
とても面白かったです。作中で出てくる週2正社員を進めたい理由がちょっとこじつけ感があるかなと思ったり(今では多様な働き方が増えてきた、とはいえ、どちらかと言うとフルタイムで時間通り無理なく働く、と言う方が今でも大勢を占めている気がするから、大衆向けの本としては「こじつけ」と思えた)、誤字脱字が散見されたりなど、至らない点がありました。
しかし、それを上回るくらいには、週2正社員の企業側・労働者側双方のメリットが余すことなく書かれていて、とても参考になりましたし、いまの多様な働き方をうまく包含しながら語っていたのはとてもよかったと思います。
キャラクターもとてもよく、今後別のストーリーでどのように登場してくるのかもとても気になりました。(書店関係者)

 

 おすすめ度:★★★★★
正社員と言えば、普通に週5日働くものと思っている人が多いと思います。また、時短勤務と聞けば、午前中だけとか、夕方早めに上がるとか、そうした働き方を想像すると思います。けれど、そうじゃないんです。週2日だけ働く。しかもパートやバイト、派遣ではなく正社員!!そんな働き方があることを、この小説は教えてくれています。フルタイムで働けない人のいろいろな事情に寄り添い、時にくすっと、時にほろりとさせられるストーリー展開が読みやすい文章でさらりと書かれているので、スイスイ読めます。オムニバス風だけれど、全体のストーリーが繋がっているのもよいです。連ドラとかで観たいお仕事小説。面白かったです(^^)(レビュアー)

 

 おすすめ度:★★★★★
給料は五分の二になるけれど、社会保障もつく週2正社員制度。この小説を読んで、こんな制度があることを初めて知りました。就職先を見つけられない、子供との時間を持ちたい、介護をしながら、役者をしながら、定年を迎えたら…自分をハッピーにする働き方、ありますよ!(レビュアー)

 

 おすすめ度:★★★★★
様々な事情を抱えている、働きたい人と雇用したい人をつなぐ手段としての1つの方法としての「週2正社員」ということを若手中堅定年等々ででわかりやすく書かれてあるなと感じた。だた、事情の例は具体的ではあるけど、仕組み自体には踏み込んで書かれていないので最初の所で出てくるような週2正社員とはを解説した動画が実際に見てみたい人もいるのかも。私は事前に後書きで書かれている「週2正社員のすすめ」を読んでいました。あわせて読まれることをお勧めします。(レビュアー)

 

 おすすめ度:★★★★★
個人に合わせた自由度の高い働き方に共感しました。働くことを再定義して、なんのために働いているのか、誰のために働いているのか、働くとはそもそもなんなのかを考えさせられます。この著書をきっかけに、多くの悩みを解消し、安定した収入と自由な働き方を両立し、人生を楽しめる人が増えることを願っています。(レビュアー)

 

 おすすめ度:★★★★★
「週2正社員」という働き方があることをはじめて知りました。単純に週2で働けるだけで給料も下がるし、まあ時短のメリットだよね、と思っていましたが、それ以上に多くのメリットがあることがよくわかりました。とても読みやすいストーリーだったので、多様な働き方をリアルに想像することができました。私は労働者側ですが、このような仕組みがどんな会社にも浸透していくといいなと想いました。(レビュアー)

 

 おすすめ度:★★★★★
タイトルを見た瞬間に感じた「今の日本でこの働き方ができるの?」という懸念は読み終わったあとは一気に吹き飛びました。日本人は真面目な気質の上、労働時間が非常に長いという現状から、育児、介護、自己啓発の時間が失われているというのは以前から指摘されていましたが最初から労働時間(日)を短く設定するのは大胆な発想?!しかしながら、物語を読み進めていくと時間に縛られていることがなんと多いことでしょう。一つやるには、ひとつあきらめなければいけないというのではなく、両方できるようにするとはすばらしいと思います。後はその中で成果を出せるように努力するのみです。本書の監修をされた平井良明さんは、これから1~2年の間に「週に正社員」を全国的に広めていきたいと言います。リモートワークの次はこの働き方になるでしょうか?!(レビュアー)

 

 おすすめ度:★★★★★
新しい働き方を考えていたときだったので、すごくためになりそうです。元気ももらいました。主人公の女の子だけでなく、会社にすでに務めている人たちにも、読んでもらいたいと思います。このような働き方ができる会社がたくさん増えると嬉しいです。(出版事業関係者)

 

 おすすめ度:★★★★
この本を読んで、週2勤務で正社員扱いをされる会社がある事を初めて知り、勉強になりました。小説の中で、週5日勤務が難しい様々な境遇の登場人物が身近にもいそうな設定で、確かにこういう状況だと週2勤務はありがたいなと共感できました。小説としても文章がとても読みやすく、それぞれの登場人物の背景がよく考えられているなと思いました。このような融通のきく勤務体制が広がってほしいです。(レビュアー)

 

 おすすめ度:★★★★
とても面白かったし、興味深かったです。週二日正社員なんて働き方があるんですね。今は人手が足りない時代なので、特に専門的な資格を生かせるような制度だな、と。
フルタイムは無理だけど・・・、の方も正社員で働くことができる。もっと広めるべきだと思います。(書店関係者)

 

 おすすめ度:★★★★
タイトルがとてもキャッチーで惹かれました。そして開いてみると、見出しのタイトルも同様にポップで興味を惹かれました。小説として物語が展開していく中で、自己啓発本らしさを忘れないこの書籍は、「啓発本はちょっぴり格好をつけすぎていて読みづらいな」と感じている文学方面の読者にとても受けが良いのではないかなと感じました。面白おかしくとっつきやすい、それできちんとノウハウを教えてくれるので内容の濃さもバッチリです。(メディア関係者)

 

 おすすめ度:★★★★
文章力もあり、ストーリーが面白くてサクサク読めた。が、肝心のメインテーマである『週2正社員』ということの理由がほとんど伝わってこなかった。自分の生活スタイルなどによって週2でも正社員として働けてラッキー・ハッピーみたいなのはわかるが、読み終えた後に『それで?』となってしまった。面白かっただけにもったいない。(書店関係者)

 

 おすすめ度:★★★★
週2会社員なんて言葉は初めて聞きました。そんな事が本当に可能なのかと驚きました。この本にあるように、人によっては働き方として選択肢の1つに入ったり、働く事が難しかった人にその可能性ができるのだなと思った。知らない人が大半だと思うのでこの制度を広めるのには良い手段だと思います。ただ、私はヴィランという言葉を知らなかったのでちょっとひと言説明が欲しかったです。(書店関係者)

 

 おすすめ度:★★★★
書体が少し読みづらいかもと思いました(すみません)。週2正社員とはどんなふうなんだろう、と思い読みました。私の職種はパート、契約社員、正社員を選べますが、契約社員は週30時間以上、正社員は週40時間以上勤務がないと認めてもらえません。保育園も30時間以上働いている証明がないと入れません。
今はフリーランスで働いています。社保には入っていないけれど、引かれる分も少ないので浮いた分は投資などに充てています。年金を払っていても将来貰えるのかは保証がないので。少し前にこの働き方を提示されていたら入職したかもしれません。作品内にあったフリーランスでも補償が欲しい方や社会と繋がりを持っていたい方、気分転換のためや嘱託等の目的がある方で企業と需要が合致した場合はうまく行くのだと思います。週2回であれば引かれるものも少ないので気軽に参加しやすいかもと思いました。結局は働き方働きやすさは職場の人間関係、トップの雰囲気に依るところが大きいです。頭でっかちなトップだと会社の成長も止まったままなことも多々。導入するしないは別として意見を上手く取り入れられるかが鍵を握るかと思います。柔軟な考え方を持つ方が増えて欲しいですね。次はどんな登場人物で、どう影響を及ぼしていくのか。物語としては面白かったです。(レビュアー)

 

 おすすめ度:★★★★
週二回働けばいいのに、正社員。働きたい、働かなければいけないのにフルタイムで働くことが難しい人ってたくさんいると思います。この本はそういう事情を抱えた人たちが週二正社員として働くお話。
子育てで退職をしてブランクがある、子供の世話もあるのでいきなりフルタイム復帰は難しい、介護があるのでフルタイムで働けない、家族のために夫婦二人で週二正社員になる・・・などなど。「正社員」として働くことで保険が使えたり、いろいろと社員の恩恵がうけられて、しかもフルタイムじゃないので自分なりのスタイルで働くことができる。なかなか面白い試みだなあと思いました。そして文章も読みやすかったです。ただ、フォントがもうちょっと違ったらもっと読みやすいのになと思いました。(教育関係者)

 

 おすすめ度:★★★★
日本という国は、事情があって仕事をやめたり断念した人の個々の事情に厳しく、スキルがある、意欲がある、経験がある、という場合にも、自分の会社の条件や都合に、働く人の都合は基本合わせなくてはならず、個性を生かすとか条件がある場合も一括の基準で、個々のケースに合わせる人事、というものがへたくそというか、買いたたく方法ばかり考えた結果今がある。そこにこの小説のように、こういう事情のこういうスキルがある人を、こういう雇い方をすればWIN/WINですよっていうのがわかりやすく話が進む。松下板金は中小企業で地方の人情があるところというのも、なたが振るいやすいわかりやすさがあるし、大企業でもそのうち2日の人もでてくるだろう。
相手の事情につけ込み買いたたく労働市場で、今までは行けたけれど、いい人を利用するのが、週2でもいいという会社がいい人を確保すれば買いたたけなくなってしまう世の中になるかもしれませんね。そう思わされました。(図書館関係者)

 

 おすすめ度:★★★★
週2正社員制度というものを初めて知ったが、本書はお話を楽しみながら理解ができて、一石二鳥!こんな働き方もあるのかと目から鱗だった。会社にとっても被雇用者にとっても、双方にメリットがある。育児や介護でフルタイムで働けないけど、高い技術や豊富な経験、働きたいという想いを持っている人たちはたくさんいる。また、今の環境とは違う場所で働いてみたいけど、全てを捨てて新しい環境に行くことに躊躇してしまう人も。人生の転換期を少しずつ歩いていける週2正社員制度、もっと広まっていってほしい。(レビュアー)

 

 おすすめ度:★★★★
人それぞれにあった「働き方」があるということは理解していても、「普通」の概念を改めるのは柔軟性と勇気がいる。そして、何よりも周囲の理解がなくては難しい。今までも時代の変化と共に見直されてきてはいるものの、定着するまでは時間がかかっているし、実際にはどれほど改革できているかはわからない。「週2正社員」という働き方を今作で初めて聞いた。選択肢の一つとしてもっと多くの人に浸透していくといいですね。「働き方」という話だけでなく、いろいろな意味で「普通」を考えるきっかけをくれた作品でした。(レビュアー)

 

 おすすめ度:★★★★
週に2日だけ出社し仕事をする。給与は2/5になるが、社会保険などの待遇は正社員と一緒、つまり正社員ながら給与面だけが異なる待遇になるということ。空いた時間で育児をしてもいいし、他にやりたいことをしてもいい。子供のいる社員、定年後の再雇用で働く人、さまざまな人がこの制度を利用できるようにした会社の物語。
もちろんこれは架空の物語だが、こんな会社に勤めてみたいと思わせてくれる。週休3日を検討する会社もあると聞くが、これもいい働き方だと思う。5日間連続して働くよりも、間に1日休みがあるだけで全然効率が異なる。給与そのままにするならば、4日で5日分の仕事のできる働き方を考えればいいだけのことだ。給与を4/5にして、そのままの働き方をするという方法もある。本書の会社は、仕事量を2/5にして給与も2/5にする。そこに副業を組み合わせるという手もある。なかなかいい考え方だと思う。実際に取り入れている会社もあるという。この本には、元になっている「週2正社員のススメ」というプロジェクト、さらにその考え方を本にしたものがある。そしてより伝わりやすいようにと小説化したものがこの本だ。クラウドファンディングをきっかけに生まれたもののようだ。小説としてもきちんとしているし、実に読みやすいのもいい。ただ、電子書籍として読むにも、オンデマンドのサンプルでもちょっとレイアウトが読みにくい。縦の字間をもう少し詰めるとより読みやすくなるはず。最近はよく文庫オリジナルでお仕事小説が出ている。この本もそのレベルになっているし、気づきもある。人々に読まれないのはもったいない感じがした。(メディア関係者)

 

 おすすめ度:★★★★
週2で正社員?羨ましい。多くの人にとってすさまじく気になるタイトルだと思う。働くというと、正社員かパート、とか退職か専業か、とか今まではどれか一つしか選べなかった。週2正社員という雇用形態を選ぶ会社と、その働き方を選んだ人の物語。二兎を追えば二兎を得られる時代が来たことを告げる作品。週2正社員の詳しい仕組みなどがもう少し知りたかったが、それがポイントなのかも。週2正社員というワークスタイルを普及させるための啓発活動小説。かつ、あとがきで紹介されている著書を宣伝するための戦略的小説。(図書館関係者)

 

 おすすめ度:★★★★
週2正社員という制度を知らずに読んだので、読む前は自ら会社と交渉して週2働くことになった人の体験談かと思った。実際週2正社員という制度があると知り調べた所、複業という週2で働く会社を掛け持ち出来ると知った。本著では様々なケースで働くことになった人が、小説形式でわかりやすくまとめられており、読みやすかった。小説としては若干上手く行き過ぎ感も否めなかったが、週2正社員という制度を広く広めるためにはわかりやすくて良いかなと思った。私自身現在子育て中なので、こういう週2正社員という選択肢があることを知るだけでも、社会復帰する可能性も増えると思うと嬉しい。多様性が叫ばれる昨今、週2正社員という働き方が新たな選択肢としてあげられるのはとてもいいことだと思う。(レビュアー)

 

 おすすめ度:★★★★
「正社員は週5日働く」ということを普通のことだと思っている人が、日本人のほとんどだと思うのですが、日数を減らして働く正社員がいてもいいということを、みなさんご存じでしょうか?わたしも、この本を読むまで知りませんでした。これまで短時間労働というと、バイトとかパートしか考えてきませんでしたけど、「短時間正社員という就業規則を作れば、週2日の勤務でも健康保険や厚生年金に加入できる」のだそうです。ホントは働きたいけど、子どもの世話や介護とか、退院後のリハビリなどで、フルでは無理だけど週に2日ならば大丈夫という人がきっと大勢いると思います。すでに日本では人手不足が深刻な状況です。その穴を埋めるためにも「短時間正社員」を多くの企業が取り入れてくれたらなぁと思います。この本にも出てきましたけど、俳優やダンサーなどの仕事だけでは食べていけないので、バイトで食いつないでいる人が大勢います。わたしの知り合いにも、派遣で週3日働いている人や、夜だけ働いている人、土日だけ働いている人など、様々な働き方をしている人がいます。そういう人たちの能力をより生かすためにも、「短時間正社員」のことをみんなに知ってもらいたいな思います。こういうお仕事小説を読んだのは初めてです。こういうアプローチも面白いです!(レビュアー)

 

 おすすめ度:★★★
週2正社員という働き方は初めて知りました。各話の登場人物たちの週2を選ぶ状況が、色々な可能性を示唆していて、分かりやすかったです。小説としては、うまくいきすぎ?な気もしますが週2の解説と割り切れば読みやすいです。ただ文体の「~らしい」「~ようだ」「それはまた別の話」が多用されててしつこい感じがしました。誤字が多いのも気になってしまいました。(図書館関係者)

 

 おすすめ度:★★★★
週2で正社員なんて、どういう働き方が出来るのか想像がつかなかったけど、この本を読んでなるほど~と思いました。新しい働き方けど、世の中に浸透していないのが不思議なくらいしっくりくる。いろんな企業でこの働き方を採用したら、世の中もっと面白くなるんじゃないかな。誤字脱字が少々あったのが残念ポイント。(書店関係者)

 

 おすすめ度:★★★★
労使ともにwin-winの関係になれる週2正社員制度について、物語形式で詳しく知ることができる本です。週2日勤務と聞くと平日と休日の日数が逆になったようで、随分少ないような印象を受けますが、時短勤務の究極版と考えれば、こういう勤務体系があっても良いのかも、と考えながら読みました。ただ、無期雇用の契約社員との違いが分かりづらく感じたので、週2正社員ならではのメリットをもう少し詳しく知りたかったです。就業規則を変更すれば、勤務日数が少なくても健康保険や厚生年金に加入できるというのは、求職者へのアピールポイントにできそうです。様々な事情を抱えた人たちが、柔軟な働き方で理想のワークライフバランスを実現できる社会になるといいなと思います。(図書館関係者)

 

 おすすめ度:★★★
様々な背景の人の新しい働き方・週2正社員。興味深い働き方を垣間見れた。週2で正社員ってどういうこと?どんな働き方をするの?と気になって読みました。いろいろな事情で週2での正社員として集まった人その人で織りなされる物語多様性、いろいろな働き方が求められている現代。週2という働き方で解決される人もいるかもしれない。興味深い働き方を垣間見た。(レビュアー)

 

 おすすめ度:★★★
『週2正社員制度』を初めて知ったのだが、素晴らしい制度だと思う。
働くのは週2日だが正社員なのでボーナスや有給休暇、社会保険などが適用される。
もちろん有給休暇や給与などは従来の正社員よりも少ないのだが、様々な理由で正社員を諦めている人には救いの様な制度だ。
そんな『週2正社員制度』を詳しく知る事が出来る本書は小説となっていて物語を楽しむのと同時に知識が身につくよいになっている。
専門知識のある人の雇用や、夢を追いながら生活を安定させたり、介護や育児などで時間的制約のある人と様々なパターンを知る事が出来た。(レビュアー)

 

 おすすめ度:★★★
「週2正社員」というものを初めて知りました。「週2回勤務で給与が5分の2だけれど社会保険等は正社員並み」というケースを、小説仕立てでエピソードとして読めるようにした作品です。
なるほど、こういう状況なら「週2正社員」になりたいだろうな、と納得するところはありますが、逆に、中小企業にとってのメリットは今一つ腑に落ちなかったです。週2なら働ける専門的なスキルを持った人材を確保できる、というところはわかったのですが、やはり費用負担が気になり・・・。
それは別の本で勉強するように、という案内があるので、そちらを拝見しないといけないのでしょう。(図書館関係者)